[2020_11_02_03]東北電力女川原発2号機再稼働 30キロ圏内の5市町 “再稼働の是非に関する意見書”取りまとめず(KHB東日本放送2020年11月2日)
 
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東北電力女川原発2号機再稼働 30キロ圏内の5市町 “再稼働の是非に関する意見書”取りまとめず

 再稼働の地元同意が焦点となっている東北電力女川原発2号機について、原発から30キロ圏内にある5つの市と町のトップらが会合を開きました。
 美里町の相澤町長が、再稼働の是非に関する意見書を取りまとめようと提案しましたが、意見の違いがあるとし、見送られました。
 2日の会合には、登米市、東松島市、美里町、涌谷町、南三陸町の市長や町長らが参加し、非公開で行われました。
 女川原発の避難計画の実効性について意見を交わしたということです。
 女川原発2号機の再稼働をめぐり、村井知事は11月9日に市町村長会議を行い、県内すべての市町村長から再稼働に関する意向を聞くことにしています。
 会議の後、再稼働に反対している美里町の相澤清一町長は、5つの市と町で再稼働の是非に関する意見書を取りまとめられないかと提案したものの、意見の違いから実現できなかったと明らかにしました。
 美里町・相澤清一町長「UPZの個々の自治体が、こういう意見があるんだ、だから不安なんだ、住民の命は守れないんだということを意見として率直に出せれば一番良かったなと。そういう面ではちょっと残念でございます。(9日の市町村長会議では)やはり再稼働はしてはならないというふうなことを意見として申し上げようと思っております」
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