[2023_12_21_03]運転40年までの計画初申請 大飯3、4号機―関電(時事通信2023年12月21日)
 
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運転40年までの計画初申請 大飯3、4号機―関電

 20時08分
 関西電力は21日、運転開始から30年を超えた大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、5月に成立した「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に基づく長期施設管理計画を原子力規制委員会に申請した。同計画の申請は全国初。認可されれば、同法が全面施行される2025年6月以降も運転継続が可能になる。
 計画では、設備の劣化に対する点検や評価の方法に加え、発電所で使用している部品の製造中止に関する情報の管理方針などをまとめた。関電は運転開始40年を超えた高浜2号機(同県高浜町)と美浜3号機(同県美浜町)についての計画も、来年1月と4月ごろに申請する方針。
 同社はこの日、福井県とおおい町に申請内容を報告。説明を受けた県の坂本裕一郎防災安全部長は、「規制委の指摘に真摯(しんし)に対応し、安全確保に万全を期すことが重要だ」と話した。
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