[2023_06_24_07]12/3(日)「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会− うごかすな老朽原発−」にご参加を! 原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める技術が急に向上することはない 「もう我慢できない」「堪忍袋の緒が切れた」人々の大結集を訴えます 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)(たんぽぽ2023年6月24日)
 
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12/3(日)「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会− うごかすな老朽原発−」にご参加を! 原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める技術が急に向上することはない 「もう我慢できない」「堪忍袋の緒が切れた」人々の大結集を訴えます 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)

 
◎ 原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様
 岸田政権は、多数を頼んで「原発依存社会」に暴走し、関連法案を、まともな審議もせず、5月末に改悪しました。「やりたい放題」です。
 しかし、政府が、いかに願望しようとも、法律をどう変えようとも、経済的利益や政治的思惑で原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める技術、使用済み核燃料の処理・処分技術が急に向上することはありません。
 一方、岸田政権の尖兵・関西電力は、トラブル、不祥事、約束違反を多発させています。現在の科学技術で制御できない原発を、無理矢理稼働させようとするから、トラブルが頻発し、人々を欺かなければならなくなるのです。

◎ その関西電力は、6月12日、杉本福井県知事と面談し、高浜原発で保管する使用済みウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX) 燃料の一部をフランスに搬出する計画を示し、「これは、使用済み核燃料が県外に搬出されるという意味で、中間貯蔵と同等の意義があり、県との約束はひとまず果たされた」との認識を示しています。
 しかし、搬出量は、福井県内の原発で保管する使用済み核燃料のわずか6%以下に過ぎず、また、搬出予定も今すぐでなく、2020年代の後半です(ただし、発熱量や放射線量の下がりにくい使用済みMOX燃料の搬出は相当困難と考えられます)。
 とんでもない「小手先」を弄した詭弁です。(なお、関電は、2021年2月、杉本知事に使用済み核燃料中間貯蔵候補地を「2023年末までに福井県外に探す」と約束し、「この期限が守られなければ老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機を停止する」として、知事から老朽原発への再稼働同意を取り付けていますが、未だに候補地を見出すことはできていません。)

◎ 関電は、また、1次冷却系配管、配電ケーブル、制御棒制動装置などなどにトラブルが続発している高浜原発で、運転開始後48年、47年になり、ケーブルの火災防護対策や火災検知器設置に不備が発覚して再稼働が延期されていた、危険極まりない高浜1、2号機を、7月28日、9月15日に再稼働させると発表しました。
 今、電気は足りています。高浜1、2号機の再稼働は、電力会社、原発関連大企業とそれを支援する政権の利益のためにのみ画策されているのです。
 詭弁と欺瞞で人々を愚弄し、民意を蹂躙する政府や電力会社を許してはなりません!
 彼らのトラブル、不祥事、倫理違反、法令違反、人の命と尊厳の軽視を暴き出し、大宣伝し、糾弾しましょう!

◎ 「これ以上もう我慢できない」「堪忍袋の緒が切れた」人々の大結集を訴えます!
 老朽原発うごかすな!実行委員会は、12月3日(日)、大阪で「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会−うごかすな老朽原発−」を開催します。皆様のご賛同、ご支援、ご参加をお願いします。
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