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美浜原発3号機 放射性物質含む水漏れを確認
　8月の運転再開に向けて準備が進められていた関西電力・美浜原子力発電所3号機で、放射性物質を含む水が漏れ出しているのが確認されました。放射能の量は微量で関西電力は現場の作業員の被ばくや周辺の環境に影響はないとしています。
　関西電力によりますと、1日午前、美浜原発3号機で原子炉に冷却水を送るポンプから冷却水の外部流出を防ぐ装置の近くで、およそ7立方メートルの水漏れが確認されたということです。
　この装置は、原子炉格納容器に隣接する「補助建屋」の中にあるもので、漏れ出た水には放射性物質が含まれていましたが、放射能の量は微量で、関西電力は現場の作業員の被ばくや周辺の環境への影響はないとしています。関西電力によりますと現在、水漏れは止まっているということで、原因を詳しく調査することにしています。
　関西電力は8月10日に美浜原発3号機の運転を再開させる計画ですが、3日の早朝までに原因の特定や対策がとられれば、運転再開の計画に支障はないとしています。