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美浜1、2号機の廃炉作業公開 第1段階大詰め 関西電力
　関西電力は23日、廃炉作業中の美浜原発（福井県美浜町）1、2号機のタービン建屋を報道陣に公開した。
　2017年に始まった廃炉作業の第1段階は大詰めを迎え、22年度からは原子炉周辺設備の解体など第2段階への移行を計画している。
　この日は、タービン建屋内にある1号機の復水器の撤去作業などが公開された。
　関電は21年度中にタービン建屋内の設備解体などを済ませ、第2段階への移行を目指す。第2段階では、より原子炉に近い場所での作業となり、関電の担当者は「一歩一歩丁寧に工事を進める」と話した。
　関電は廃炉作業について、45年度の完了を予定している。