[2023_01_16_02]東電社長らが原発立地する柏崎市と刈羽村を訪問(NHK2023年1月16日)
 
参照元
東電社長らが原発立地する柏崎市と刈羽村を訪問

 東京電力の小早川社長は柏崎刈羽原子力発電所が立地する柏崎市と刈羽村を年始のあいさつに訪ね、テロ対策上の重大な不備が相次いで見つかったことを受け、「改善計画に真摯に取り組み地元の安心と信頼をつくりたい」と述べました。
 東京電力の小早川智明社長や柏崎刈羽原発の稲垣武之所長など東京電力の役員5人が16日、年始のあいさつに柏崎市の桜井市長を訪ねました。
 この中で小早川社長は、テロ対策上の重大な不備が相次いで見つかったことを受けて進めている改善計画について、「ひとつひとつ真摯に対応することで地元の安心と信頼をつくり、この地域に発電所があってよかったと思ってもらえるように取り組んでいく」と話しました。
 これに対して、桜井市長は「再稼働の計画が自らの過失で進まずにいることは残念だ。東電、国、柏崎のためにも重要となるこの1年、怠りなく準備を進めていってもらいたい」と注文しました。
 このあと小早川社長らは刈羽村の品田村長を訪ね、品田村長は「柏崎刈羽原発は日本のエネルギー事情に貢献できる発電所になってもらいたい」と話しました。
 小早川社長は記者団に対し、「セーフティとセキュリティ、両面で信頼してもらうためまずは原子力規制委員会の追加検査に合格できるよう、しっかり取り組んでいくことが大切だと考えている。再稼働の時期について申し上げる段階ではない」と話していました。
KEY_WORD:柏崎_核セキュリティー違反_:KASHIWA_: