[2023_01_11_03]福島第一原発からの放射能汚染水放出は止めてください 福島第一原発の後始末と全原発の廃炉作業に専念してください 1/11「第112回東電本店合同抗議」東電への申し入れ(反原発自治体議員・市民連盟2023年1月11日)
 
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福島第一原発からの放射能汚染水放出は止めてください 福島第一原発の後始末と全原発の廃炉作業に専念してください 1/11「第112回東電本店合同抗議」東電への申し入れ

 2023年1月11日
 東京電力ホールディングス株式会社 社長 小早川智明 様

                 反原発自治体議員・市民連盟
     共同代表 佐藤英行 野口英一郎 福士敬子 武笠紀子

 放射性廃棄物で、これ以上海を汚染しては取り返しがつきません。
 福島第一原発からの放射能汚染水放出は止めてください。

 原発から撤退し、福島第一原発の後始末と全原発の廃炉作業に専念してください。

 岸田首相の原発政策の転換は許せません。
 原発の稼働年数の延長、老朽原発の建て替え、原発の新設まで言い出しました。
 現在でも、日本全国、どこにでもある原発で、震度6〜7にもなる大地震・大津波が起これば、日本で二度目の原発過酷事故が起きると予想されます。
 そして、もう一度、福島のような原発過酷事故が起きて、多くの避難者が出て、立ち入れない土地が現れ、食べることのできない農産物・海産物が捨てられ、帰ることのできない「ふるさと」が発生すれば、さすがに日本での原発事業は止まるでしょう。
 しかし、私たちは座して『原発過酷事故』を待つわけにはいかないのです。

 貴社東電が関わる、柏崎刈羽原発のある新潟県と東海第二原発のある茨城県はもちろん、日本のどこの都道府県であっても福島県の二の舞いを許せません。
 振り返れば、福島第一原発についても、あの過酷事故の前に多方面からいくつもの警告が出されていたのです。

 新潟県・茨城県の自治体から、そして市民団体からの警告を真摯に受け止めて、全原発の廃炉を決め、福島第一原発の後始末と廃炉作業に専念してください。
 12月の質問にご回答をいただきありがとうございました。
 続けて連絡体制についての質問です。

【質問】
 周辺3市5町3村(いわき市、田村市、南相馬市、富岡町、楢葉町、浪江町、広野町、川俣町、川内村、葛尾村、飯舘村)の合わせて11自治体への連絡訓練は行われていないとのご回答ですが、放射能は自治体の境界で止まりません。
 今後、11自治体との連絡訓練の予定はありますか?
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_:KASHIWA_:TOUKAI_GEN2_:岸田首相_次世代-原発_検討指示_:廃炉_: