[2022_10_26_01]柏崎刈羽原発での重大事故発生を想定 避難準備区域の小学校で児童の引き渡し訓練(テレビ新潟2022年10月26日)
 
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柏崎刈羽原発での重大事故発生を想定 避難準備区域の小学校で児童の引き渡し訓練

 東京電力・柏崎刈羽原子力発電所での重大事故発生を想定し、10月25日、柏崎市の小学校で訓練が行われました。
 柏崎市の北条小学校で行われた訓練。
 [校内アナウンス]
 「原子力発電所で事故があったと連絡がありました。これから帰りの支度をして体育館に集まります」
 北条小学校は柏崎刈羽原発からおおむね30キロ圏内の「UPZ・避難準備区域」にあります。重大な原発事故が起きた場合、保護者に児童を迎えに来てもらうことになっていて、訓練ではその手順を確認しました。
 児童たちは体育館で静かに保護者を待ち、緊張した表情で訓練に臨んでいました。
 〈保護者は〉
 「こういう時にどうやって対応するのかイメージがつかなかったので、今回やってみて、だいぶイメージがつきました」
 この後、状況がさらに悪化した想定のもと、保護者の迎えが間に合わない児童をバスに乗せて避難する訓練も行われました。
 〈北条小学校 寺島克郎教頭〉
 「今回の訓練の実施を通して、実感したことや気付いたことを生かしながら、これからも危機管理に努めてまいりたい」
 この訓練は県の原子力防災訓練の一環で、10月29日には住民が参加して大規模な避難訓練が行われます。
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