[2022_10_06_03]〈柏崎刈羽原発〉4年前の“ケーブル火災”受け… 東電と消防が3回目の合同訓練【新潟】(新潟総合テレビ2022年10月6日)
 
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〈柏崎刈羽原発〉4年前の“ケーブル火災”受け… 東電と消防が3回目の合同訓練【新潟】

 4年前に柏崎刈羽原発で発生したケーブル火災を受けて、東京電力と消防は10月6日、火災後3回目となる合同訓練を行いました。
 2018年、柏崎刈羽原発の地下トンネルで、電源ケーブルが焼ける火災が発生。
 この火災では消防に正確な情報が伝わらず、通報から鎮火の確認まで2時間あまりかかり、東京電力の情報発信の在り方が課題となりました。
 この日の訓練は東電の自衛消防隊と柏崎市消防本部が指揮本部を同じにしたほか、訓練の想定を過去2回よりも難しくしました。
 火元を地下6階と特定する前に、隊員たちを混乱させようと、地下2階でも火災報知器を作動。
 また、活動中に重症者が発生したことも想定。地下トンネル内で意識不明になった隊員を外に運び出し、ドクターヘリで搬送するまでの手順を確認しました。

 【柏崎刈羽原発 石崎泰央 安全総括部長】
 「訓練を繰り返さなければ、人が変わっていく中で我々の力量を維持・向上させていくことはできない。シナリオに対して、少しグレードアップしながら継続的に訓練していく」
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