[2023_10_12_01]「緊張感を持ち正しい行動を」伊方原発で事故が起きたことを想定した訓練(テレビ高地2023年10月12日)
 
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「緊張感を持ち正しい行動を」伊方原発で事故が起きたことを想定した訓練

 地震によって愛媛県の伊方原発で事故が起きたことを想定した訓練が行われ高知県の職員が情報伝達の手順などを確認しました。
 県庁で行われた「県原子力災害情報伝達訓練」は愛媛県で震度6弱の地震が発生したことで伊方原発内の冷却装置が一部機能しなくなり内閣総理大臣から緊急事態宣言が出されたという想定で行われました。
 参加した県危機管理・防災課の職員らは県内の全市町村や教育委員会などにFAXとメールで情報を伝達。伊方原発から50キロ圏内の四万十市、梼原町には、屋内避難の指示が出された場合の備えを電話で確認しました。
 (県危機管理・防災課 宇賀元紀 危機管理指導監)
 「(原子力災害に対する)緊張感を県民がさほど持っていない可能性もある。ただ天候などによっては県内にも影響が出てくる可能性が十分あるので今一度、有事の際にどういう行動を取れば安心か頭に入れて正しい行動を取ってもらうことが大事」
 県は原子力災害への備えについてさらに県民に周知していきたいとしています。
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