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「信頼を失っている」 伊方原発再稼働で県議会特別委 四国電力幹部が出席 厳しい意見相次ぐ【愛媛】
　伊方原発で当直の社員が無断外出を繰り返し延期されている3号機の再稼働について、県議会の特別委員会が16日に開かれ、四国電力の幹部に議員から厳しい注文が相次ぎました。

石川稔県議：
　「信頼を失うことになりかねないのではなく、僕自身は信頼を失っている」

　この特別委員会は伊方原発3号機で、今年7月、重大事故に備えるための当直の社員が無断外出を繰り返していた問題が発覚したことなどから開かれました。
　16日に開かれた特別委員会では、四国電力の幹部が社員にGPS付スマートフォンを携帯させるなどの再発防止策を説明。
　出席の議員からは、この問題を含む連続トラブルを起こした四国電力の認識に疑問を呈する声や、さらなる安全対策を求める厳しい意見が相次ぎました。
　特別委員会は議員からの意見を報告書にとりまとめて近く議長に提出する予定で、中村知事はこの意見も取り入れて再稼働の是非を最終的に判断します。