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全国の原発や米軍基地訪問　ピースサイクル、伊方再稼働 断念求める　無断外出「姿勢に重大な問題」（愛媛）
　全国を自転車で走り反戦平和や反原発を訴える市民運動「ピースサイクル」のメンバーが3日、愛媛県伊方町九町の四国電力伊方原発を訪れた。重大事故に備え待機する宿直者が2017年3月〜19年2月に5回無断外出していた問題に触れ「四電の安全に対する姿勢に重大な問題がある」として3号機再稼働断念を求めた。
　6〜8月、メンバーがリレーし原発や米軍基地などを巡っている。伊方原発ゲート前には、広島県廿日市市の新田秀樹さん（58）ら5人が訪問。伊方原発で事故があれば豊かな瀬戸内海の環境に甚大な影響があると訴え「民と環境を犠牲にして成り立つ原子力政策に反対する」とする文書を四電担当者に手渡した。