[2023_11_21_01]テロ対策施設配置へ 地質調査を27日開始 東北電・東通原発(東奥日報2023年11月21日)
 
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テロ対策施設配置へ 地質調査を27日開始 東北電・東通原発

 東北電力は27日から、東通原発(東通村)の敷地内で、テロ対策の「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の配置に必要な地質調査を始めると発表した。期間は約1年間の予定。
 特重施設は遠隔で原子炉圧力容器内を減圧したり、格納容器内を冷却する機能を持つ。新たなボーリング調査は、将来的な安全対策設備の配置計画を検討する上で、必要となる地質データの取得が目的。核物質防護上の観点から、調査場所は非公表とされている。
 配置に向けた地質調査は2回目。特重施設の設置は、工事認可を得てから5年間を猶予期間としているため、東北電は2024年度中の安全対策工事完了という目標に影響はないとしている。 (佐々木大輔)
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