[2023_07_24_04]東通原発 天井につるされたクレーンから火花 けが人などなし(NHK2023年7月24日)
 
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東通原発 天井につるされたクレーンから火花 けが人などなし

 24日午後、青森県東通村の東北電力東通原子力発電所で、原子炉などが入っている建物から100メートルほどのところにある施設の、天井につるされたクレーンから火花が出ました。火花は直後には消えていて、けが人はなく、放射性物質が漏れ出すなどの影響もありませんでした。
 東北電力によりますと、24日午後4時前、東通原発の敷地内にある海水をくみあげるポンプなどを点検するための施設で、天井からつるされたクレーンから火花と白煙が出ているのを作業員が見つけました。
 その後、作業員が関係機関への通報など行いましたが、5分後に確認した際にはすでに火花は消えていて、けが人はなく周りで燃えたものもありませんでした。
 東北電力によりますと、周りに放射性物質が漏れ出すなどの影響もなかったということです。
 この施設は原子炉などが入っている建物から100メートルほどのところにあり、東北電力や消防が当時の詳しい状況や火花が出た原因などを調べています。
 東北電力の東通原発は、12年前の定期検査中に福島第一原発の事故が起き、今も運転を停止しています。
 東北電力は「関係者の皆さまにご心配、ご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。原因を究明し、再発防止に努めたい」とコメントしています。
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