[2022_03_17_36]宮城と福島で震度6強 各地の原発の状況(午前4時)(NHK2022年3月17日)
 
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宮城と福島で震度6強 各地の原発の状況(午前4時)

 2022年3月17日 5時34分
 原子力規制庁は、震度6弱の揺れを観測した福島県大熊町と双葉町にある東京電力福島第一原子力発電所と、福島県楢葉町と富岡町にある福島第二原発について、午前4時現在の状況を発表しました。
 それによりますと、福島第一原発5号機と福島第二原発の1号機と3号機の使用済み核燃料プールで起きたポンプの一時停止については、いずれも復旧し核燃料の冷却に影響はないということです。
 また、福島第一原発5号機のタービン建屋と福島第二原発の2号機、3号機、4号機では火災報知器が作動しましたが、いずれも火災でないことが確認されたということです。
 このほか、福島第二原発に接続されている外部電源4系統のうち、1系統が使えない状態が続いているということです。
 また、震度6弱の揺れを観測した宮城県石巻市と震度5強の揺れを観測した女川町にある東北電力の女川原発では、廃炉が決まった1号機の使用済み核燃料プールのポンプが一時停止しましたが復旧し、核燃料の冷却を継続しているとしています。
 このほか、女川原発2号機と3号機、震度5弱の揺れを観測した茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第二原発をはじめとする茨城県内の原子力関連施設、震度4の揺れを観測した青森県東通村にある東北電力の東通原発、震度4の揺れを観測した新潟県刈羽村と震度3の揺れを観測した新潟県柏崎市にある東京電力の柏崎刈羽原発、震度3の揺れを観測した青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場については、いずれも異常の報告はなく、施設周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも変化はないということです。
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