[2022_08_30_10]貝の付着で伝熱管に穴か、浜岡原発の冷却水漏れ(産経新聞2022年8月30日)
 
参照元
貝の付着で伝熱管に穴か、浜岡原発の冷却水漏れ

 中部電力は30日、原子炉機器冷却水が海に漏れたとみられる浜岡原発2、3号機(静岡県御前崎市)の熱交換器内部の伝熱管に、直径1ミリほどの穴がそれぞれ1カ所開いているのを確認したと発表した。海水とともに流入した貝が伝熱管内部に付着し、水の流れが乱れ、削られたのが原因だと推定している。
 今後は、穴が見つかった伝熱管に栓を取り付けて漏洩(ろうえい)しないようにする。
 2号機では5月、3号機では7月に、冷却水のタンクの水位が通常より速く低下しているのが確認された。冷却水に放射性物質は含まれておらず、外部への影響はないとしている。
KEY_WORD:浜岡_水漏れ_:HAMAOKA_: