[2021_10_23_06]「新型原子炉」は幻想 脱原発、地産地消の分散ネットワーク型エネルギーシステムへ 10/14後藤政志さん講演会の報告 田中一郎(ちょぼちょぼ市民のゼミナール)(たんぽぽ舎2021年10月23日)
 
参照元
「新型原子炉」は幻想 脱原発、地産地消の分散ネットワーク型エネルギーシステムへ 10/14後藤政志さん講演会の報告 田中一郎(ちょぼちょぼ市民のゼミナール)

 去る10月14日(木)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、下記「新ちょぼゼミ」を開催致しました。簡単にご報告申し上げます。
 10/14オルタナティブな日本をめざして(第65回)
「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」
 講師:後藤政志さん
 福島第一原発事故を契機に我が国では、危険で汚くてコスト高の原発に見切りをつけ(脱原発)、再生可能エネルギーやコジェネ(熱電併給)型の高効率新型電源(天然ガス)にシフトする動きが強まっています。
 オンサイト電源(地産地消)を使ういわゆる分散ネットワーク型エネルギーシステムです。
 しかしながら、こうした動きに対抗するかのように、経済産業省や自民党政府、及び原子力ムラの御用学者らを中心に、再び核エネルギーにしがみついて「新型原子炉」と称しながら原発を復活・復興させようとする動きが表面化してきています。
 今回は、原子炉工学にお詳しい後藤政志さんにおいでいただき、(超)高温ガス炉(HTGR、VHTR)や小型原子炉(モジュール炉)など、いわゆる「新型原子炉」について、お話をしていただきました。
 特に、高温ガス炉は水素の大量生産にも使う計画が立てられており、そうなれば、来たる「水素社会」が大量の核のゴミを生み出す「本末転倒社会」となりかねません。
講師紹介:後藤政志(ごとうまさし)さん
 元東芝、原子炉格納容器設計者、博士(工学)。東芝で原子炉格納容器の設計に従事。柏崎刈羽原発の6号機、浜岡原発の4号機、5号機、女川原発の2号機、3号機の設計に携わる。
当日の動画はこちらをごらん下さい。
20211014 UPLAN 後藤政志「幻想の新型原子炉:
高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」
https://www.youtube.com/watch?v=7W48FHmIGec
KEY_WORD:小型原子炉_:FUKU1_:HAMAOKA_:KASHIWA_:ONAGAWA_: