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玄海原発「テロ対策施設」完成5カ月遅れ
　九州電力は30日、玄海原子力発電所の「テロ対策施設」の完成が、5か月ほど遅れる見通しになったと発表しました。
　玄海原発ではテロ対策などのための特定重大事故等対処施設の建設が進んでいて、設置期限が定められています。
　九電によりますと去年11月に起きた工事現場の火災の影響で工事が中断したため、いずれも期限より5か月ほど完成が遅れるということです。
　このため九電は、現在検査のため停止している3号機の運転再開を施設完成後の来年1月に遅らせる運転計画変更届を原子力規制委員会に提出しました。
　また、4号機については夏の供給力確保のため定期検査による停止時期を変更する予定で、九電は「電力需給に影響はない」としています。