[2022_02_02_03]玄海原発で相次いだ“火災・労災” 九電が佐賀県に調査結果(RKB毎日放送2022年2月2日)
 
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玄海原発で相次いだ“火災・労災” 九電が佐賀県に調査結果

 佐賀県の玄海原子力発電所で工事中に火災や労災事故が相次いだ問題について、九州電力が調査結果を佐賀県に報告しました。
 この問題は、テロ対策として原子炉建屋とは別に建設が進められていた「特定重大事故等対処施設」の工事現場で、火災や労災事故が1年間に4件相次いだものです。
 2日午後、九州電力の豊嶋直幸常務が佐賀県庁を訪れ、南里隆副知事に報告書を手渡しました。
 豊嶋常務は問題の原因について、「原子力工事の特殊性に対する理解不足」や「新型コロナの影響によるコミュニケーション不足」などを挙げ、「改めて安全意識を徹底する」と説明しました。
 これに対し、南里副知事は「安全を最優先に取り組んでほしい」と述べています。
 佐賀県は近く、中断されている工事の現場を視察し、再発防止の取り組みについて確認することにしています。
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