[2021_12_01_09]「玄海原発3号機」放射性ヨウ素濃度が上昇 九電が“監視体制”強化(RKB毎日放送2021年12月1日)
 
参照元
「玄海原発3号機」放射性ヨウ素濃度が上昇 九電が“監視体制”強化

 佐賀県の玄海原発3号機で、放射性ヨウ素濃度が通常より若干上昇したため、九州電力は監視体制を強化すると発表しました。
 九州電力が玄海原発3号機の原子炉格納容器内で一次冷却水の放射性ヨウ素濃度を測定したところ、11月29日まで1立方センチメートルあたり0.11ベクレル程度だった値が、30日の測定で0.74ベクレルに若干上昇していたということです。
 放射性ヨウ素はウラン燃料が核分裂したときに生じる物質ですが、保安規定の制限値6万3000ベクレルは十分に下回っていて、運転継続に問題はないということです。
 九電は、念のため燃料棒に微少な穴などができて放射性物質が漏れ出していないか確認し、週3回の検査を毎日1回にして監視を強化するとしています。
KEY_WORD:GENKAI_: