[2021_03_12_02]玄海原発「運転差し止め」認めず〜佐賀地裁 市民団体の請求棄却(RKB毎日放送2021年3月12日) |
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佐賀県にある九州電力玄海原子力発電所の3号機と4号機をめぐり、市民団体が運転の差し止めなどを求めた2つの裁判で、佐賀地裁は原告の訴えを退けました。 この裁判は玄海原発3・4号機について、佐賀市の市民団体が国に設置許可の取り消しを、九州電力に運転の差し止めを求めていたものです。 3号機と4号機は、原子力規制委員会の新しい基準に合格し、3年前に運転を再開。 市民団体は「地震の揺れなどへの想定が不十分」と主張した一方、国と九州電力は「審査に不合理な点はない」と反論していました。 12日の判決で佐賀地裁の達野ゆき裁判長は「審査基準の内容は合理的で具体的な危険性があるとは認められない」として、国と九電に対する訴えをいずれも退けました。 市民団体は控訴する意向で、「今後も闘い続ける」と話しています。 |
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