[2020_12_05_03]原発テロ想定し共同訓練 佐賀・長崎の県警と自衛隊(佐賀新聞Live2020年12月5日)
 
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原発テロ想定し共同訓練 佐賀・長崎の県警と自衛隊

 国内に侵入した武装工作員が原発を襲撃するとのテロ情報を想定した、佐賀、長崎両県警と自衛隊の共同訓練が11月27日、長崎県大村市の陸上自衛隊大村駐屯地で行われた。約130人が自衛隊の治安出動時の連携を確認した。
 佐賀、長崎両県警は機動隊を中心に約100人、陸上自衛隊は第4師団第16普通科連隊の隊員約30人が参加。訓練は、工作員が長崎県内に上陸し、玄海原発に向かうとの情報を得て、自衛隊の対応部隊を佐賀、長崎県警が先導するとの想定で実施した。県警の車両が自衛隊の車両3台をはさんで駐屯地内の道路を走行し、長崎県と佐賀県の県境を見立てた場所で、両県警が車両を引き継ぐ際の手順などを確認した。
 県警の北野一信警備部長は「テロなどの違法行為はどこで発生してもおかしくない。普段から緊密な連携を図り、訓練を重ね練度を上げていきたい」と話した。(松岡蒼大)
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