[2022_01_03_01]<福島第二原発>塞がれているはずの穴から空気が漏れる【放射性物質の放出はなし】(福島テレビ2022年1月3日)
 
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<福島第二原発>塞がれているはずの穴から空気が漏れる【放射性物質の放出はなし】

 廃炉作業が行われている福島第二原子力発電所で、放射能の汚染拡大を防ぐために管理されているエリア(管理区域)の空気が外部に漏れていたことが分かった。
 東京電力によると、きのう午後5時40分頃に、1号機の建屋をパトロールしていた作業員がケーブルを通すために「管理区域」と区域外を結ぶ貫通部分に穴があるのを見つけた。
 この穴は直径5センチ程で、本来なら塞がれているが、一部がはがれていた。東京電力は空気の流れを止めるために、穴を塞ぐ応急処置をきのう行った。
 いつから空気が漏れていたのかは分かっていないが、前回(去年12月26日)パトロールした際に、異常は確認されなかった。
 東京電力は、空気が流入していた周辺で放射性物質は検出されなかったことなどから、「外部に放射性物質が漏れ出た可能性はない」としている。
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