[2023_12_18_04]<福島第1原発の1週間>4回目の海洋放出に向け処理水の移送完了(東京新聞2023年12月18日)
 
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<福島第1原発の1週間>4回目の海洋放出に向け処理水の移送完了

 06時00分
 東京電力福島第1原発では、汚染水を浄化処理した後の水の海洋放出に向け、4回目に放出する処理水を放射性物質の測定用タンクに移送する作業が11日に終わった。放出開始は年明け以降で、2023年度内に放出完了する見通し。
 23年度は4回に分けて計3万1200トンの処理水を放出する計画。東電は11月から測定用タンク近くの保管タンクから処理水約7800トンを仮設のホースで移送していた。
 測定用タンクに入った処理水は、12月15日から6日間ほど放射性物質の濃度を均一にするため攪拌作業を実施。その後、水を採取して放射性セシウムやストロンチウムなど29種類と、浄化設備で除去できないトリチウムの濃度を1カ月半ほどかけて測定する。
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