[2022_12_03_04]「新地発電所」1号機 設備不具合で再び停止 復旧見通し不明(NHK2022年12月3日)
 
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「新地発電所」1号機 設備不具合で再び停止 復旧見通し不明

 ことし3月の地震の被害から復旧し、先月、運転を再開したばかりの新地町(しんちまち)の火力発電所で3日午後、設備に不具合が見つかり、運転を停止しました。不具合の原因は分かっておらず、復旧の見通しは立っていません。
 運転を停止したのは、「相馬共同火力発電」が運用し、東京電力管内と東北電力管内に電気を供給している、新地町の火力発電所「新地発電所」1号機です。
 新地発電所1号機は、ことし3月の震度6弱の地震で、タービンやボイラーなどの発電設備が壊れる被害を受け、およそ8か月にわたって運転を停止していましたが、復旧作業が終わり、先月、運転を再開しました。
 相馬共同火力発電によりますと、1号機は3日午後、設備に不具合が見つかり、点検を行うため、運転を停止したということです。
 不具合の原因は分かっておらず、復旧の見通しは立っていません。
 一方、新地発電所は、2号機も3月の地震の被害で運転を停止していますが、今回の不具合による復旧作業への影響はなく、来年1月中旬にも運転を再開する見通しだとしています。
 相馬共同火力発電は「早急に点検を実施して、運転再開に全力で取り組みます」とコメントしています。
KEY_WORD:2022年3月宮城福島県地震_: