[2022_10_23_03]【山口】11年ぶりの一騎打ち 上関町長選挙・推進派 西哲夫氏が初当選(山口放送2022年10月23日)
 
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【山口】11年ぶりの一騎打ち 上関町長選挙・推進派 西哲夫氏が初当選

 11年ぶりに原発推進派と反対派の一騎打ちとなった上関町長選挙は23日投開票が行われ原発推進派の西哲夫氏が初当選した。
 初当選した西哲夫さんは、平生町生まれの75歳。2014年からは、上関町議会議長を務めていたが柏原重海・前町長の辞職を受け原発推進6団体が出馬を要請した。

 (西哲夫氏)
 「今回、(原発推進の)民意が反映されたわけだから、この民意を背負って国にも状況を伝え理解と支援をいただきたい」
 過去2度の町長選挙で候補擁立を見送ってきた原発反対派は、原発の「新増設」に踏み込こんだ岸田総理の発言もあり木村力氏を擁立したが届かなかった。

 (木村力氏)
 「(西さんには)原発に頼る姿勢はとってほしくない
 (原発を)ふりかざされたら今まで通りたとえ人数が少なくなっても強い気持ちはみんなまとまって持っている」

 11年ぶりの一騎打ちととなったが投票率は11年前を12・58ポイント下回る74・97%と過去最低を更新している。
 初当選した西氏は24日、初登庁する予定
 なお西氏の辞職に伴う町議補選も推進派と反対派の一騎打ちとなったが推進派が当選している。
KEY_WORD:上関原発計画_: