[2022_02_04_01]原発処理水の海洋放出に専門家は詳細データ求める 東電の計画に福島県が検討会開催(テレビ福島2022年2月4日)
 
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原発処理水の海洋放出に専門家は詳細データ求める 東電の計画に福島県が検討会開催

 福島第一原発に溜まる処理水について東京電力は来年春頃から海に放出する計画で、海底トンネルなど関連施設の新設について県と大熊町・双葉町に了承を求めている。
 福島第一廃炉推進カンパニープロジェクトマネジメント室・松本純一室長:「100分の1以上に薄められるということで十分トリチウム、それからトリチウム以外の各種につきましても希釈放出できるという風に考えています」その中で福島県は4日、専門家や関係市町村と構成する検討会を開き、東京電力が計画する設備の安全性などを確認。
 海底トンネルを整備する地質に問題はないとする調査結果に対し、専門家は詳細なデータを示すよう求めた。
 福島大学・柴崎直明教授:「陸側から放出口までの地質の断面図をぜひ示していただきたいと思います」福島県は今後も検討会を開催するなどして東京電力の計画を了承するか判断することにしている。
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