[2022_02_07_01]「極めて異例」の来日に IAEAが処理水の現地調査へ(福島県)(テレビユー福島2022年2月7日)
 
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「極めて異例」の来日に IAEAが処理水の現地調査へ(福島県)

 厳格な水際対策を取る中で、極めて異例の来日です。福島第一原発にたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水をめぐって、来月14日から国際原子力機関(IAEA)の幹部が、福島第一原発を訪問し、安全性を評価することが決まりました。
 福島第一原発で増え続ける処理水について、政府と東京電力は来年春に海に放出する方針です。IAEAは去年、処理水の取り扱いについて、安全性を評価することで政府と合意していましたが、新型コロナウイルスの影響で、来日が延期されていました。
 こうした中、経済産業省はIAEAの幹部が今月14日から18日にかけ、福島第一原発を訪問すると明らかにしました。幹部の来日にあたり、経産省は「厳格な感染防止対策を講じる」としています。
 新型コロナ対策で政府は外国人の新規入国を原則停止していて、厳しい水際対策をとる中での来日となる予定で、経産省の担当者も「こうした形は珍しい」と話し、極めて異例といえます。
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