[2022_02_25_02]福島第1原発、高線量配管の撤去開始 廃炉作業、事故時ベント使用(福島民友2022年2月25日)
 
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福島第1原発、高線量配管の撤去開始 廃炉作業、事故時ベント使用

 東京電力は24日、福島第1原発の廃炉作業を巡り、1、2号機にまたがり、放射線量が高い「非常用ガス処理系排気管(SGTS配管)」の撤去作業を開始したと発表した。
 SGTS配管は原発事故当時、原子炉格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を含む内部の蒸気を外部に排出する「ベント」に使用された。このため配管内の線量が高く、今後の作業に支障が出るため撤去する必要があった。東電によると、2号機側の配管から着手し、本年度内に作業を完了させる予定。
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