[2024_07_30_03]北海道電力、泊村に新港建設検討 再稼働へ核燃料輸送船の漂流対策(北海道新聞2024年7月30日)
 
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北海道電力、泊村に新港建設検討 再稼働へ核燃料輸送船の漂流対策

 15:58
 北海道電力が後志管内泊村に新たな港の建設を検討していることが29日分かった。同村の泊原子力発電所で使う核燃料などを積む輸送船が発着する港として整備する。投資額は最大約500億円。原子力規制委員会の再稼働審査で、原発構内の港で輸送船が津波に襲われた場合の安全性が焦点になっており、大規模対策を打ち出し、2026年12月までの同原発3号機再稼働を目指す。新港の完成は30年代前半を見込む。
 規制委は泊原発構内の港に停泊中の輸送船が津波で漂流し、原発を守る防潮堤などを破壊する可能性を指摘している。北電は特殊なロープで船を固定するなどの対策を示したが、規制委は慎重な姿勢を崩していない。北電は新港を建設する案を最短で8月1日に開催する審査会合で示す方針だ。(後略)
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