[2022_03_23_04]福島第1原発 1号機注水増加 地震後の水位低下対策(産経新聞2022年3月23日)
 
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福島第1原発 1号機注水増加 地震後の水位低下対策

 東京電力は23日、福島第1原発1号機で、溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やす原子炉への注水量を、毎時3・5トンから毎時5・5トンに増やしたと発表した。16日に宮城、福島両県で最大震度6強を観測した地震以降、原子炉格納容器の水位が約40センチ低下したため、水位を回復させる目的。
 1号機では、水中ロボットを使って格納容器内部を調査していたが、地震で中断した。東電は、調査に必要な水位を確保した上で再開する。地震の影響で格納容器の損傷部分が広がり、原子炉建屋内に漏れ出る水が増え、水位が低下した可能性があるとみられる。
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