[2022_02_07_05]福島第一原発1号機 8日から内部調査を開始 東京電力(NHK2022年2月7日)
 
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福島第一原発1号機 8日から内部調査を開始 東京電力

 福島第一原子力発電所1号機の格納容器の内部調査が機器のトラブルで延期された問題で、東京電力は7日、対策を講じた結果、問題のあった機器が正常に機能することを確認したとして、8日から内部調査を始めると発表しました。
 東京電力は先月12日、福島第一原発の1号機でロボットを使った格納容器内部の調査を始める予定でしたが、準備作業の段階で、ロボットに内蔵されている放射線量を測定する機器のデータが正確に表示されないなどのトラブルが発生し、延期していました。
 その後、ロボットのケーブルを伸ばしたり巻き取ったりする機器から出る電磁波がノイズとして計測器に影響を与えているとみられることが分かり、対策を行った結果、放射線量のデータが正確に表示されることなどを確認したということです。
 このため、東京電力は8日午前10時から1号機の内部調査を開始すると発表しました。
 調査は当初ことし8月までの計画でしたが、開始がおよそ1か月遅れたことで、終了時期も遅れる見通しだということです。
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