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[2025_10_07_05]田園都市線の脱線事故、19m手前で停止していたため最後尾車両に列車衝突(読売新聞2025年10月7日) | ![]() |
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参照元
15:00 東急電鉄田園都市線の梶が谷駅(川崎市高津区)で5日夜に発生した列車同士の衝突・脱線事故で、脱線した回送列車は、所定位置の約19メートル手前で停止していたことが東急電鉄への取材でわかった。一部区間で6日の運転を見合わせていた同線と、並走する東急大井町線は、7日の始発から通常通り運転している。東急電鉄は事故後に計約1100本が運休し、約65万人に影響が出たと発表した。 事故は5日午後11時5分頃に発生。梶が谷駅の留置線に停止していた回送列車(10両編成)に、中央林間発渋谷行きの上り列車(10両編成)が衝突し、回送列車の最後尾車両が脱線した。 東急電鉄によると、回送列車は留置線を走行中に、速度超過によるオーバーランを防止する信号を受信したため、正しい位置から約19メートル手前で停止した。この長さは車両1両分に相当し、位置がずれたことで上り列車の進路に回送列車の最後尾車両がはみ出した状態になっていた。 東急電鉄と国の運輸安全委員会は事故の原因を調べている。 ◇ 7日の始発から通常運転に戻ったことに、通学・通勤客からは 安堵 の声が上がった。 東京都渋谷区のデザイン専門学校に通う女性(19)は「当たり前だと思っていた電車のありがたさを感じた」と話した。6日は50分歩いて出勤したという川崎市高津区の団体職員の女性(65)は「朝起きて電車が通常通り動いていると知ってほっとした。今日も動かなかったら、勤め先が臨時バスを出す予定だった」と語った。 |
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KEY_WORD:東急-田園都市線-断線事故_: | ![]() |
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