[2024_09_26_07]【速報】青森県とむつ市がリサイクル燃料備蓄センターに立入調査 環境放射線を測定 使用済み核燃料搬入受け(青森放送2024年9月26日)
 
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【速報】青森県とむつ市がリサイクル燃料備蓄センターに立入調査 環境放射線を測定 使用済み核燃料搬入受け

 17:27
 青森県とむつ市は、26日午前7時から午後4時25分まで、安全協定に基づいてリサイクル燃料備蓄センターへの使用済燃料受入れに係る立入調査を実施しました。

 調査結果は以下の通りです。
 (1) 立入調査結果
 ・ 船内において実施した輸送物( 使用済燃料を収納した輸送容器)の線量当量率等の検査結果 は、法令に定められている基準内であることを確認しました。
 ・荷揚港岸壁における作業・検査状況 、陸上輸送状況について調査し 、一連の作業が関係法令の遵守のもとに安全に終了したことを確認しました。

 (2) 環境放射線の測定結果
 ・輸送物の荷役作業を行った荷揚港岸壁において、空間放射線を測定しました。

 その結果、輸送物が近づいた時点で空間放射線量率(時々刻々の放射線を1時間当たりに換算したもの)の上昇が認められました。使用済燃料の受入れに伴いその付近にいた人が受ける放射線(ガンマ線、中性子線)の影響を試算すると、その値は、極めて低い値でした。
 また、居住地域に設置している固定観測局での空間放射線測定結果では、輸送による影響は認められませんでした。
 以上から、輸送物の受入れに伴う周辺の住民及び周辺の環境への影響は認められませんでした。
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