[2025_09_18_06]柏崎刈羽原発6号機、自動停止したガスタービン発電機が復旧 原因は「さびのような汚れ」か(新潟日報2025年9月18日)
 
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柏崎刈羽原発6号機、自動停止したガスタービン発電機が復旧 原因は「さびのような汚れ」か

 17:25
 東京電力は18日、柏崎刈羽原発6号機で12日に自動停止したガスタービン発電機が17日夜に正常に動くようになり、安全管理ルールを記した保安規定で定める「運転上の制限」の逸脱から復帰したと発表した。

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 ガスタービン発電機は、原発の重大事故に備えた予備電源の一つ。発電機を積んだ車と、発電機を操作する制御盤を積んだ車で構成し、ケーブルでつながっている。12日の試運転時に自動停止し、東電が運転上の制限の逸脱を原子力規制庁に報告していた。
 東電によると、2台をつなぐケーブルの制御車側の接続部に、さびのような汚れが見つかった。汚れを清掃したところ、発電機が正常に動くようになったことから、17日午後7時半過ぎ、運転上の制限の逸脱から復帰したと判断した。
 汚れの影響で電気が本来は流れない場所に行き、発電機が停止したとみられる。東電は汚れの原因を調べている。
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