[2024_10_09_01]島根原発2号機で重大事故想定した訓練 12月の再稼働に向け対応手順など確認(松江市)(さんいん中央テレビ2024年10月9日)
 
参照元
島根原発2号機で重大事故想定した訓練 12月の再稼働に向け対応手順など確認(松江市)

 19:28
 2024年12月の再稼働が予定されている島根原発で、重大事故発生を想定した訓練が行われました。

 防護服に身を包んだ作業員が取り組んでいるのは、貯水槽の水を送水車に引き上げる訓練です。松江市の島根原子力発電所で行われた訓練には、職員など約30人が参加し、一部が報道関係者に公開されました。この訓練は、2号機の再稼働に向けて10月中に行われる予定の燃料の装てんまでに実施が求められています。
 9日は原子力規制庁の職員が立ち合い、「2号機の運転中、原子炉内の水を循環させる配管が壊れ、原子炉の冷却ができなくなる重大事故が発生した」という想定のもと、送水車を使って冷却水を補給する手順など、保安規定に基づいて想定時間内に適切な対応ができるかを確認しました。訓練は11日まで3日間行われます。
 島根原子力発電所本部広報部・吉川正克部長:
 手順書通りにしっかりとできている。さらに効率的に、安全にできるところはないかということを検討しながら訓練教育は進めていきたい。

 島根原発2号機では、12月に予定される再稼働に向けて、安全対策に必要な設備の設置が完了し、認可された計画通りに工事が行われているか確認する検査が進められています。
KEY_WORD:SHIMANE_: