[2025_09_18_05]上関町長 中間貯蔵施設“国・事業者・町が分担し町民に説明”(NHK2025年9月18日)
 
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上関町長 中間貯蔵施設“国・事業者・町が分担し町民に説明”

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 中国電力が上関町で建設を計画している使用済み核燃料の中間貯蔵施設をめぐり、上関町の西町長は、町民の理解を得るため、国と電力会社と町が役割分担をしながら丁寧に説明していくことが重要だとの考えを示しました。

 原子力発電所から出た使用済み核燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設について、中国電力は先月、上関町での建設は可能だとする調査結果をまとめ、町に報告しました。
 18日、開かれた上関町議会の一般質問で、西町長は、今後の議論の進め方を問われ「国は施設の必要性や、使用済み核燃料の再処理などの見通しを、事業者は施設の規模や安全対策を、そして、町はどのようなまちづくりをしていくのかなどを、役割を分担して丁寧な説明を行うことが、町民の理解を得るうえで重要だ」との考えを示しました。

 その上で、「最終的な判断は議会を尊重し、町長が判断すべきだ」と述べました。
 また、住民説明会について問われ、実施時期は中国電力が施設の事業計画を明らかにしたあとになるとの見通しを示した上で、「町長が直接住民に説明し、意見や不安を受け止めたい」と述べました。
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