| [2026_01_28_06]2026年1月、東電柏崎刈羽原発6号機制御棒トラブルについて 原発を管理する能力も気概もない東電は今すぐ原発から撤退するべき 山田秋夫(原発再稼働を考える会・長岡)(たんぽぽ2026年1月28日) |
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参照元
04:00 【柏崎刈羽原発稲垣所長と菊川ユニット所長の記者会見動画】 ・1月22日 制御棒駆動系トラブルによる原子炉停止 稲垣武之所長記者会見 「日テレ24ニュース」 YouTube動画検索タイトル:【柏崎刈羽原発】21日夜に再稼働した6号機を停止へ 東京電力が会見 https://www.youtube.com/watch?v=Crs8Ucm8cEg ・1月19日 制御棒引き抜き防止設定ミス発覚 菊川浩ユニット所長記者会見 「日テレ24ニュース」 YouTube動画検索タイトル:【東京電力】柏崎刈羽原発について会見 20日再稼働予定を見送りへ https://www.youtube.com/watch?v=dEW9d2MtZjk 上記の会見から分かる東京電力の原発運転事業者としての適格性に対する疑問 [稲垣所長会見から分かる東京電力の根本的問題] 所長としては満を持して再稼働を進めてきたのに予期しない電気系統の異常で原子炉を止めざるを得なかったことが相当悔しかったように思われた。 原子炉が止まっている間に制御棒を操作する制御盤をリプレースしたとのことで、負荷側のモーターとの電気的な特性が合わなかったのかもしれない。 電源の制御をインバータでやっていたとのことだが、負荷側との調整ができていなかったのかもしれない。 普通の機械設備なら、現場で調整を繰り返せば、適正な状況を設定できると思うが、相手が制御棒駆動用のモーターなので、燃料を装荷しない状態で調整しておかなければならなかった。 ところが、稲垣所長は昨年6月に地元了解も得ずに6号機に燃料棒を装荷したため、実質的な制御棒の動作確認が核分裂反応を伴う原子炉起動の今回のタイミングにならざるを得なかった。 現場経験の少ない東電の技術屋はそうした基本が分かっていないのではないか。 [菊川ユニット所長の原発運転に対する認識の軽さ] 19日の記者会見で、菊川浩ユニット所長は制御棒の警報設定について説明していた。 その設定ミスは、当初の運転を開始したときから気づかなかったけれども、設定だけの問題なので、大したことはないとの認識で今まで気づかずに運転してきたことへの謝罪もなかった。 対応については設定を変更し、全数をチェックすれば何も問題はないとの説明だけだった。 しかし、相手は高温、高圧で中身が外に漏れ出したら手がつけられないものだということがよく分かっていないのではないか。 この問題がどうして今まで気づかれないままできたのか、そのことをきちんと検証しなければならないはずだ。 [2025年8月、6号機制御棒が引き抜けなくなった問題について] 【東電発表資料】 2025年10月9日 6号機制御棒駆動機構の分解点検について: https://www4.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025100901p.pdf 2025年10月に発表された制御棒引き抜きの際に生じた傷に関する説明で、ガイドローラーの動きが悪いだけで、ガイドチューブ内側にあれほど強い傷が生じるはずはないと思われた。 あの傷は、制御棒1本がどうしても引き抜けなくて、無理矢理ジャッキを使って引き抜いた際に制御棒自体の曲がりや傾きでローラーがガイドチューブの内側に強く押し当てられ、ひっかき傷を作ったとしか思えない。 東電の作った説明資料はなぜジャッキで引っ張らなければ制御棒が引き出せなかったのか、そのことの原因分析が全く行われていない。 きちんとした原因分析を行わないで、表面上のチェック・確認だけで済まそうとするので、重大な欠陥が次から次へとモグラたたきのように出てくるのが東電の体質ではないか。 [総括] 東電は都合の悪いことは嘘をついたり隠したりしてきたが、これは東電のトップから末端まで会社全体に染み付いたダメダメな社風から生じているとしか感じられない。 原発を管理する能力も気概もない東電は今すぐにでも原発から撤退するべきだ。 稲垣所長は問題の部品は東芝の工場で調査すると言っていたが、東芝もこれで株価が急落するはずだろうから、合わせて原発からの撤退を表明することが賢明だと思う。 |
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