[2026_01_24_01]「珠洲原発」止めた住民に迫る 藤沢で番組上映 再び原発推進の現状に警鐘(神奈川新聞2026年1月24日)
 
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「珠洲原発」止めた住民に迫る 藤沢で番組上映 再び原発推進の現状に警鐘

 21:00
 2003年に建設計画が凍結された石川県珠洲(すず)市の「珠洲原発」建設を巡る、住民と電力会社の攻防を記録したドキュメンタリー番組の上映イベントが24日、藤沢市鵠沼石上の「エコストアパパラギ」で開かれた。制作者で元NHKディレクターの七沢潔さん(68)が講演し、国策として原発が再び推進されている現状に警鐘を鳴らした。

 珠洲原発は1980年代に北陸、関西、中部の3電力会社が誘致したが、住民たちが20年以上にわたり反対運動を展開し「凍結」された。

 番組「原発立地はこうして進む─奥能登・土地攻防戦」は、NHKが90年に放映。立地の可能性調査や用地買収のための借地権交渉を進める電力会社側と、抵抗する住民の姿に迫った。

 映像には、住民の女性が「事故が起きて(住民が)死んでも(影響が)少ないと見とるんやね。田舎の者を人間と見とらん」と吐露する場面が収められており、七沢さんは「原発の本質を表している」と指摘する。

 86年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発事故以降、欧州諸国は原発計画を中止したが、日本は推進。七沢さんは「事故から何かをくみ取ることがなく恐ろしい。地震の話に原発が結びつけて報道されないのも問題」と語る。(後略)
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