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六ヶ所再処理工場 協力会社の男性社員から放射線が検出された問題で検査の結果“基準値を超える内部被ばくなし”
　20:13
　六ヶ所再処理工場で協力会社の男性社員から放射線が検出された問題で日本原燃が検査した結果、基準値を超える内部被ばくはありませんでした。
　この問題は今月24日六ヶ所再処理工場で協力会社の40代の男性社員が鼻の穴から測定可能な基準値の10倍を超える放射線量が検出されたものです。
　日本原燃によりますと作業に当たった協力会社社員3人からは基準値を超える内部被ばくはなかったということです。
　また健康に与える影響もないということです。
　3人が着けていた半面マスクのフィルターの外側に汚染が確認された原因はビニルバッグの接着不良により隙間が生まれていたためでした。
　これを受け日本原燃は今後作業訓練やビニルバッグの改良、マスクが汚染した時の具体的な対応手順を定めるなどとしています。
　日本原燃は再処理以外の汚染リスクが高い作業においても同じ対策を実施するとともに再発防止に努めるとしています。