| [2025_11_19_04]新潟県 花角知事 柏崎刈羽原発の再稼働 容認の方針固める(NHK2025年11月19日) |
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16:59 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働について、地元の同意が焦点になるなか、新潟県の花角知事が再稼働を容認する方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。花角知事は21日にもみずからの判断を表明したあと、来月開会する県議会に諮る方針で、柏崎刈羽原発が再稼働した場合、東京電力の原発としては福島第一原発の事故のあと初めてとなります。 東京電力が早期の再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機は、設備面の準備が最終段階に入り、再稼働に必要とされる地元の同意をめぐり、新潟県の花角知事の判断が焦点になっています。 こうしたなか、花角知事が柏崎刈羽原発の再稼働を容認する方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。 花角知事は21日にもみずからの判断を表明したあと、県民の意思を確認するため、来月2日に開会する県議会に諮る方針です。 花角知事は、国から再稼働への理解を要請されていることに加え、県民の再稼働に関する意識調査の結果や、県内の市町村長との意見交換などを踏まえて、再稼働を容認する方針を固めたものとみられます。 柏崎刈羽原発の再稼働に向けて、東京電力は地元の理解を得るため、先月、新潟県に対し、柏崎刈羽原発1号機と2号機の廃炉に向けた検討を具体的に進めることや、新潟県に10年程度かけてあわせて1000億円規模の資金を拠出する方針を示しています。 柏崎刈羽原発が再稼働した場合、東京電力の原発としては2011年に起きた福島第一原発の事故のあと初めてとなります。 柏崎市長 赤澤経産相と面会 再稼働への理解を表明 柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、地元の同意が焦点となるなか、柏崎市の桜井市長が19日に経済産業省を訪れ、赤澤経済産業大臣と面会しました。 冒頭、赤澤大臣は「原子力政策を進めるには、立地自治体と関係者の理解や協力が大前提だ。地域との共生に向けた取り組みを進めていきたい」と述べました。 これに対し、桜井市長は「大臣の答えに全幅の信頼を寄せ、6号機の再稼働の要請について、柏崎市長として理解することを表明させていただく」と述べ、再稼働への理解を表明しました。 面会のあと、記者団の取材に応じた桜井市長は「原子力発電所の立地自治体が歩んできた道のりや歴史に対して、非常に重きを置いていただいた。私は、花角知事が近日中に原子力発電所の再稼働を容認するというような決断をされるものと信じている」と述べました。 |
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