| [2025_11_13_02]新潟・長岡市長、柏崎刈羽再稼働は「否定意見多い」(日経新聞2025年11月13日) |
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19:05 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働の是非を巡り、新潟県長岡市議会は13日に議員協議会を開いた。議会に出席した磯田達伸市長は、市内では再稼働に否定的な意見が多いとし、理解を得るための取り組みを継続する必要があるとの考えを示した。 長岡市は県が9月以降に実施した県民意識調査について市内分を集計した結果を13日に議員協議会で示した。「どのような対策を行ったとしても再稼働すべきでない」に同意したのは53%(県全体は48%)、「再稼働の条件は現状で整っている」に同意したのは34%(37%)、「東電が柏崎刈羽を運転することは心配だ」に同意したのは72%(69%)。いずれの項目も県全体より再稼働に慎重な意見の割合が多かった。 磯田市長は「不安や心配は、分からなさに由来するものも多い」として国や東電に説明の機会を増やすよう求めるとともに、市としても事故時の民間対応などを具体的にイメージできるように情報発信をしていくことで理解につなげていく考えを明らかにした。国と県に対しては、電源3法の見直しや避難時の民間との協力体制の構築に課題が残っているとの認識も示した。 14日には磯田市長を含む原発から30キロメートル圏内の7市町長が花角英世知事と面会し、各自治体の考え方を説明することにしている。 |
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