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[2025_09_13_07]ユナイテッド機の緊急着陸「火災の兆候見られず」 国交省が調査へ(日経新聞2025年9月13日) | ![]() |
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参照元
10:27 米ユナイテッド航空は13日、貨物室から発火したとの警報があり12日夜に関西空港に緊急着陸した機体について「初期の点検で、火災が起きた兆候は見られなかった」と答えた。脱出用シューターで避難した乗客を当初の目的地、フィリピン・セブに運ぶ同社の代替機が13日午前、関空を出発した。 国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントと認定しており、運輸安全委員会の航空事故調査官は13日午後に関空入り。ユナイテッドは、日本の航空当局と協力して調査を進めるとしている。 国交省によると、機体は13日未明、駐機場に移動し、閉鎖されていた滑走路は午前2時半ごろ全面再開した。関西エアポートによると、滑走路閉鎖で12日の出発2便が欠航、到着4便が目的地を変更し、1便が成田に引き返した。 泉州南広域消防本部は、機体を調べた結果、火災は起きていなかったと判断した。 セブ行きの代替機に搭乗するためチェックインカウンターに並んでいた東京都の会社役員の30代男性は脱出後、和歌山市のホテルを手配され、到着したのは午前4時ごろだった。「飛行機に乗り遅れないようにと思い、寝られなかった」とくたびれた様子で話した。 国交省や、運航中の航空機の状況を表示するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、成田発セブ行きユナイテッド航空32便ボーイング737は12日午後5時40分ごろ、成田空港を離陸。午後6時半ごろ、和歌山県串本町沖の太平洋上を飛行中、機体後部にある貨物室から出火したとの警告が表示され、緊急事態を宣言し、進路を北西に変えた。午後7時10分ごろ関空A滑走路に着陸し、シューターを展開、乗客乗員142人全員が避難した。 50代と80代の女性が脱出時に打撲し、ほかに3人がすり傷などを負った。〔共同〕 |
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KEY_WORD:墜落落下事故_: | ![]() |
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