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[2025_09_09_01]Jパワー、大間原発の稼働2年延期 審査長期化で5度目(日経新聞2025年9月9日) | ![]() |
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参照元
17:31 Jパワーは9日、建設中の大間原子力発電所(青森県大間町)の運転開始が予定の2028年度ごろから30年度ごろに遅れるとの見通しを示した。原子力規制委員会による安全審査が長引き、津波などに備える安全対策工事の開始を予定より約2年遅い24年後半に延期するため。同原発の工事の開始延期は5回目となる。 同日、原子力部門を担当するJパワーの萩原修副社長が地元の青森県に報告した。 規制委では想定する津波の高さなどの議論が続いており、構造物の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)が定まっていない。22年後半に審査に合格する見通しが立たず、工期の延期は避けられないと判断した。当初は27年後半に工事を終え、1年程度の試運転を経て本格的に稼働する予定だった。 大間原発は08年に着工したものの、11年の東京電力福島第1原発の事故後は工事が滞っている。津波などに備える安全対策工事や、テロ対策施設の建設を終えるまでは稼働できない。 同原発の発電能力は約140万キロワットと一般家庭約50万世帯分にあたる。燃料は使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを加工して使う予定。日本原燃が青森県六ケ所村で運営する再処理工場からプルトニウムを調達する。 |
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