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[2025_09_08_02]フランスから日本へのMOX燃料輸送に抗議する 輸送を中止しプルサーマル計画を撤回せよ 「高度に危険で機微な物質を世界中に移動させる…」 「多くの施設が地震帯や浸水可能地域に位置する日本…」 (関西電力高浜原発3・4号機用のプルサーマル燃料) 2ヶ月かけて日本に来る予定 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)(たんぽぽ2025年9月8日) | ![]() |
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参照元
04:00 関電高浜3・4号機用MOX燃料輸送に強く抗議する。 「共同通信」によると、フランスの原子力大手オラノは6日、関電高浜原発3、4号機向けのMOX燃料を輸送する船2隻が同日、フランス北西部シェルブールの港を出発したと発表した。 2隻は、パシフィック・ヘロンとパシフィック・イーグレット。両船とも海上警備用の装備が施され、武装警備隊(国家憲兵隊・海上憲兵(Gendarmerie maritime)、核物質防護専門小隊・PSMP)が乗船しており、船には単装機関砲が2基搭載されている。 これは過去の輸送時の写真から確認でき、MSI社製のDS30M Mk2 Seahawk 30mm単装機関砲で、これは遠隔操作式の海上防衛用兵器である。ただし具体的な砲種は公表されていない。 今回の海上輸送は9回目で、前回の輸送は2022年9月17日から11月22日にかけてだったから、同様の日程で運ばれると考えられるから、日本への到着は11月12日頃になる可能性がある。 前回の輸送から3年間も空いていたのは、燃料製造工場でプルサーマル用燃料の製造・検査工程の遅延によるものとされる。 今回もまた、輸送が終了するまでルートも輸送数量も明らかにしないとしているが、過去の実績に基づく推定として、2隻の船にそれぞれ輸送容器を積んでいること、高浜3・4号機用としていることから、16体のMOX燃料を2隻に積載し、合計32体を運んでいると推定される。 過去の実績から、ルートは南アフリカ沖を回ってインド洋、さらにオーストラリアの南を通り、ニュージーランドとの間を通って、南太平洋を突っ切ってくる。関係する国は40カ国を超えると思われる。 ※ 現地ラジオ局「ICI」から、反対運動の報道を紹介する。 「9月5日金曜日、輸送に先立ちシェルブールとレ・ピューの間にあるアックヴィルのペルル交差点に、反原発団体『反原発使用済み燃料プール団体(Piscines nucl?aires stop)』の呼びかけで約30人が集まった。 『私たちが知る現在の地政学的状況の中で、高度に危険で機微な物質を世界中に移動させるのは、本当に合理的なのでしょうか。重大事故に直面し、何万人もの被害者を出し、多くの施設が地震帯や浸水可能地域に位置する日本の原子力企業と、事業を続けるのは本当に合理的なのでしょうか』 同団体は改めて『リサイクル神話』を批判し、国内での核廃棄物の実態について常に議論したいと考えている。『新たな産業プロジェクトが住民に押し付けられる今の状況で』と、オリヴィエ氏(同団体メンバー)は疑問を投げかけた。」 |
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KEY_WORD:プルサーマル_:TAKAHAMA_: | ![]() |
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