[2025_09_05_02]東通と女川3号機 再稼働優先噸位なし 東北電が見解(東奥日報2025年9月5日)
 
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東通と女川3号機 再稼働優先噸位なし 東北電が見解

 04:00
 東北電力の青木宏昭原子力本部長は4日、東通村の東通原発1号機と女川原発3号機(宮城県)の再稼働に向けた対応について「どちらを優先するということはない」との見解を示した。
 同日開かれた、東通原発1号機の新工程公表延期を説明した村議会全員協議会終了後、報道陣の質問に答えた。
 東北電が保有する原発は女川2号機が2024年10月に再稼働。女川3号機は今年1月に地質調査を開始し、再稼働に向けた原子力規制委員会への審査申請は27年度以降になるという。東通1号機は審査中だが、プラント(設備)審査への本格移行は27年度になる見通し。
 東通1号機の方が進捗が早いのでは−と問われると、「現状からいくとそうなる可能性が高いかと思うが、審査はこの先どうなるか分からない。女川3号機も遅れることなくしっかり対応したい」と述べた。
 (畑山佳奈子)
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