[2024_05_16_03]<福島第一原発>6号機核燃料の取り出し再開 容器の密閉性低下で一時計画見直し(福島テレビ2024年5月16日)
 
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<福島第一原発>6号機核燃料の取り出し再開 容器の密閉性低下で一時計画見直し

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 福島第一原発6号機・使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しが5月16日から再開する。
 6号機の使用済み燃料プールには現在、1412体の核燃料が残されている。
 当初、核燃料の取り出しを昨年度末までに終了させる計画だったが、移送容器の密閉性が低下しているなどの問題が生じ、取り出しの完了を「2025年9月まで」に延期していた経緯がある。
 使用済み燃料プールから取り出した核燃料は原発構内の「共用プール」と呼ばれる保管施設に移すことになるが、東京電力は、移送容器の問題や移送先のスペース確保が整ったとして、取出しの再開を決定した。
 東京電力は「引き続き安全を優先に作業を進める」としている。
 福島第一原発では、2031年度までに、1号機から6号機までに残された核燃料のすべてを取り出す計画となっている。
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