[2024_01_30_11]『志賀原発で火災』主張の鳩山由紀夫元首相、あらためて火災発生に執着 北電幹部社員の回答に「誠実な応対に感動」(中日スポーツ2024年1月30日)
 
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『志賀原発で火災』主張の鳩山由紀夫元首相、あらためて火災発生に執着 北電幹部社員の回答に「誠実な応対に感動」

 18:26
 能登半島地震に絡み、X(旧ツイッター)に「志賀原発で火災が起きた」と根拠不明情報を投稿して批判を浴びた鳩山由紀夫元首相が30日、あらためてXで火災発生を疑う持論を展開した。
 鳩山元首相は「良き友を持って幸せだ。川内博史君(注:立憲民主党の元衆院議員)が志賀原発に赴き、北陸電力の幹部社員に『今回の地震で火災が起きなかったと断言できるか?』と尋ねたところ、その幹部社員は『断言できない』と答えた」と投稿。「何もなかったと平静を装うのではなく、私はむしろその幹部社員の誠実な応対に感動した」との気持ちを表明した。
 この問題は地震発生直後の1日午後、林芳正官房長官が「変圧器の火災が発生したが、消火済み」と記者会見で説明。しかし、2日午前までに北陸電力が「確認の結果、所内消火設備の動作はあったものの、1、2号機とも火災は発生しておりません」と発表。複数のメディアも火災は誤認だったと報じていた。
 その後、2日午後9時半頃、鳩山元首相がXに「気になるのは志賀原発で、爆発音がして変圧器の配管が破損して3500リットルの油が漏れて火災が起きた」と投稿し、物議を醸した。
 長男の紀一郎氏が投稿の撤回を求める騒ぎに発展したが、鳩山元首相は4日、あらためてXに「火災がないに越したことはないが、作業員が何を火災と間違えたのか。では火もないのに消火済みとは?怪しさは消えず」と記し、撤回には応じなかった。
 鳩山元首相は19年2月に北海道で発生した地震で、旧ツイッターに「地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによるものではないか」「CCSによる人災だ」と投稿。北海道警に「流言飛語」と断じられた。
 23年7月にはXに「ゼレンスキー大統領はNATO軍にロシアに対して核攻撃をして欲しいと要請している」と投稿。この際は3日後に「ウクライナ語がわからず日本語訳を信じてゼレンスキーがNATOにロシアへの核攻撃を要請と書いたが、事実を確認できずお詫びして撤回する」と間違いを認めている。
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