[2024_02_17_03]高レベル最終処分巡り 市民団体が県に質問状(東奥日報2024年2月17日)
 
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高レベル最終処分巡り 市民団体が県に質問状

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 市民団体「核のゴミから未来を守る県民の会」は16日、県に対し、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の最終処分などを巡って公開質問状を提出した。
 六ヶ所村で一時保管されている固化体は、地元側が事業者と結んだ協定に保管期限を「30〜50年間」と明記。県民の会は、初回受け入れ分は最長でも残リ21年となった搬出期限について「実効性は乏しい」と指摘し、具体的な時期が示されない場合は「核燃料サイクル政策に協力できないことを明言すべき」と迫った。
 能登半島地震の影響で、「最終処分場に対する不安と疑問が高まった」として、選定の連れの可能性に卸する認識もただした。質問状は阿部一久、奥村榮、古村一雄の3共同代表らが宮下宗一郎知事宛てに、県庁で県担当者に提出した。
 (佐々木大輔)
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