[2023_11_22_02]26年間未点検の設備にウラン200キロ 大阪の原発燃料製造施設(毎日新聞2023年11月22日)
 
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26年間未点検の設備にウラン200キロ 大阪の原発燃料製造施設

 23:02
 原子力規制委員会は22日、原発の燃料を製造する原子燃料工業熊取事業所(大阪府)への検査で、26年間未点検だった排気ダクトやその周辺にウラン粉末約200キロがたまっていたことが分かったと発表した。ダクトにフィルターがあるため周辺への影響は非常に小さく、核分裂が続く臨界が起こる恐れもなかったとしている。
 規制委によると、ダクトは放射性物質を閉じ込めるため負圧にする設備の一部。粉末がたまりやすい構造だが、原燃工はアクセスが難しいことを理由に点検していなかった。現在はダクトに点検口を設け、点検の手順を見直している。(後略)
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